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「自己強制力」とはなんでしょう?私の造語ですが、意図的にあることがらに自分自身を継続的に取り組ませる力のことです。
やりたくてやる、おもしろいからやる…これらは、自己強制力がかなり効果的に発動された産物として生じるもので、こうなると取り掛かることや、継続させることに特別の苦労はいりません。だれでもがそれなりに出来ることです。もっとも、クラブ活動では、自己強制力よりも先に、「やりたい」、「おもしろい」があるからこそ頑張れます。勉強もそうだといいですね。 ところが、人生を歩むうえでは、「やりたい」や「おもしろい」ことばかりではありません。むしろそんなことは少ないはずです。やりたいわけではないがやらなければならないことや、相当の努力をしないと継続させられないことの方が、はるかに多いのです。これらを見事に乗り越えた人間と、そうでない人間とでは、当然、結果に差が出ます。乗り越えるうちに、面白さや深さが初めてわかってくるのです。 さて、勉強とは、真の自己強制力を身につける道具なり、なのです。クラブや習い事などでも、自己強制力は磨くことができますが、勉強の場合に比べるとかなり容易です。なぜなら、前述したように、クラブや習い事は、自己強制力をかけやすい条件がそろっているからです。「好き」、「楽しい・面白い」、そして「自分が怠けると仲間に迷惑をかける」という条件です。さらに、県体やインターハイに出場したいも効果的。これらのおかげで、時には苦しくても続けることができたりします。 勉強は、多くの場合が、「好きじゃない」、「楽しくない」、「自分が怠けても誰にも迷惑はかけない(と思ってる)」の条件がそろっています。おまけに学校で「成績」として評価されることが、なお一層「好きじゃない」と「楽しくない」に拍車をかけています。さらに、こんなことやって将来何の役にたつの、が決定打。だから、ほとんどの人は、勉強に対しての自己強制力は乏しいままに終わります。特に中学生の男子によく見られます。自己強制力さえあれば、もっともっといい結果が出せるのに・・・。 「だからこそ、塾へ行かせてるんじゃないか!」と、保護者の皆様からお叱りを受けるかもしれません。本当にそう思っていただけるなら、毎日塾へ来させてください。でも、ここでも、「毎日塾へ行く」という強制力が必要であることをご理解下さい。 では、勉強における自己強制力は、どうやって発動させればいいのでしょう。結論から言うと、この命題を解決するための有効な答えは、残念ながら私はまだ見つけていません。しかし、抜本的ではありませんが、かなり効果的な方法はあります。先に申し上げたとおり、「毎日塾へ来ること」と、それを行動に移すだけの動機付けの2つです。特に前者を、私は「環境による強制力」と呼んでいます。環境にはある特定の行動を起こさせる力があるのです。有形、無形の環境が、自己強制力を喚起すると考えています。 生徒たちに動機付けをすることと、よい環境設定をすることが、私に与えられた使命だと思っています。 ご多分に漏れず、私自身も日々「自己強制力」との闘い・・・。
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